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 ベースコンセプト「チームSOHOのすすめ」  
 
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ネットオフィスのベースコンセプトである「チームSOHO」について、弊社代表の田澤由利が論文風にまとめたものです。


※ このコンテンツは1999年5月に、田澤由利の個人ホームページ「由利ママ'S HOME」で公開された「チームSOHOのすすめ」の内容をもとに作成しています。原稿は作成時のままですので、数字的な部分は、現在のY's STAFFと変わっています。

 
はじめに
 
  
最近、『在宅ワーク』や『SOHO』という言葉が世間を賑わしています。私、田澤由利もこのスタイルで仕事をして6年になります。小さな子供3人を抱え、北海道の北見で仕事をしているためか、これに関する取材や講演の依頼もあります。しかし、私自身は、マスコミが騒いでいる現状に少なからず危機感を覚えています。

一部の人たちだけが『在宅ワーク』や『SOHO』という言葉を騒ぎ立てただけで、1つのブームのごとく扱われてしまったら……。実状にあった社会のしくみが構築されなかったら……。

 「パソコンがあれば家で小遣い稼ぎができると思い込む」女性と
 「本気で在宅ワークをしたいけど、仕事が見つからない」女性と
 「在宅女性を使えば、急な仕事でも安くできると思う」企業だけが残り

その結果、

「能力のある女性が、安い賃金で単純な仕事をする」というスタイルができあがってしまうのではないか。

これは結局『女性在宅ワーカー』『女性SOHO』という新しい言葉でオブラートされただけ、納品手段にネットワークが利用されただけで、従来の『内職』と変わらないのではないか。

私は、この女性の新しいワークスタイルには、限りない可能性があり、日本の社会の労働力を強化する大きなポイントだと信じています。だから、こんな風になって欲しくない、そういう思いを込めて、このページを作ることにしました。

これは、私がこの数年間、全国に在住する仲間(結婚、出産などで社会から離れなくてはいけなかった女性が中心)と協力し続けてきた「あるSOHO形態」が、「ネットワーク上で会社を再現する」ということに挑戦しようとしている記録です。

 
 
SOHOの現状と問題点
 
  
■SOHOの時代が来た!

従来、働く人(ワーカー)の基本的なスタイルは「外に出ていく」ことでした。しかし、ネットワークの普及で「外に出ないで働く」ことが可能になりました。それがSOHOと呼ばれる新しいワークスタイルです。

「Small Office, Home Office」の語源通り、都会に出なくても近所でオフィスを構えたり、自分の家の中にオフィス空間(部屋ではなくて机ひとつでもかまわない)を作ることで仕事をすることができるのです。

今、ネットワークがどんどん普及してくる中、SOHOの時代がやって来るのは、社会の流れからいって間違いないでしょう。そして、その恩恵を最も受けることができるのは、女性であるがゆえの外部要因(結婚・出産・介護など)で、社会と離れざる得なくなった人たちなのです。

■在宅で働きたい女性が増える

SOHOという言葉は、さまざまなメディアで取り上げられています。地方の大自然の中、悠々と仕事をする女性ライター、脱サラしホームページでビジネスを始めた男性、小さな子供のお昼寝時間にアルバイトする主婦……。みんなSOHOという言葉でくくられ、新しい仕事のスタイルとして世間の注目を浴びます。

これらを扱ったTV番組や記事を見た女性、特に子育てや介護などの事情で外で働けず、社会からの疎外感に悩んでいる女性たちが、「私も」という思いをいだいても不思議ではありません。そして、その結果、「パソコンで在宅の仕事をしたい」という女性が急増しているのです。

■パソコン買ったが仕事は無い……

在宅での仕事を求める女性が増えると、それに応えるかのように「在宅ワークを仲介する」会社やホームページを多く見かけるようになってきました。オンラインで気軽に人材登録できるところもあります。しかし、現実には「在宅での仕事」を手にする女性はわずかです。そこには、在宅の仕事を発注する「企業」、在宅の仕事を仲介する「会社」、仕事を希望する「女性」、それぞれにそれぞれの原因があるのです。

 仕事を発注する企業は、在宅女性の持つ能力を認めていない。
 仲介会社は、膨大な登録メンバーの能力を把握できていない。
 「空いた時間にお小遣いかせぎ」という意識の女性が多い。

その結果、紹介会社は、「安くて急な仕事でもOK」というふれこみで営業し、得た仕事は、実績のある(能力が把握できていて、意識が高いと判断できる)一部のメンバーだけに渡す、という結果になっています。この体質により、企業や仲介会社にコネがない女性は、たとえやる気と能力があっても、仕事にたどり着くことができずに埋もれてしまっているのではないでしょうか。

また、さらに別の問題も発生しています。従来から「フリー」という形で在宅で仕事をしてきた、「プロ」の方たちへの悪影響です。自分たちにとっては従来通りのスタイルにもかかわらず、「SOHO」ブームにより注目を浴び、マスコミによって誤ったイメージが作り出されてしまう。

さらには、「初心者の安易な参入」により、市場自体が混乱し、業界全体の信用が落ち、仕事単価が低下する……といった問題も実際に起こっているのです。

 
 
チームSOHOの意味
 
  
■SOHOの新しい分類

さまざまな問題をかかえるSOHOの現状を打破する鍵は、最初に述べた『SOHOは「働く場所」を基準にした1つのワークスタイルである』という点にあると考えます。雑誌などで、女性ライター、脱サラ男性、アルバイト主婦が、「SOHO」という同じ言葉でくくられていても、当然のことながら、同じレベル、同じ能力、同じ土俵で仕事をしているのではないのです。「SOHO」は、従来の「外に出て働く社会」と働く場所が違うだけで、本質的なものは同じであるはずです。そこで、従来の社会における「働く形態」を、次の3つに分類してみました。

自分で仕事をする人(起業家・個人事業家など)
会社の中で自分の能力を生かす人(サラリーマン)
アルバイトやパートなど自由に仕事をする人(アルバイター)

人は、自分の適性・能力、仕事に対する考え方によって、それぞれの「働く形態」を選んでいます。そして、社会には、それを受け入れる「しくみ」があります。

一方、SOHOの場合はどうでしょうか。上記に対応する形態は次のようになります。

1.自分の力で仕事を開拓し、独自にやっていきたい人
2.企業などの在宅スタッフとして自分の能力を生かしたい人
3.家にいながらちょっとアルバイトしたい人

マスコミで『1.』が取り上げられ、それを見た女性が「自分も」と考えます。これらの女性は、その能力や仕事に対する考え方で、『2.』と『3.』に分類されるでしょう。

しかし、今の社会には、その受け皿となる「しくみ」ができていないのです。『1.』の人は自分で仕事を取って、責任を持って仕事をする能力があります。一方、『3.』の人は、もともと気軽な気持ち。与えられた仕事が「安くて急ぎの単純作業」でもOK。割り切ることができます。しかし、『2.』の「仕事の能力とやる気はあるのに、仕事を手に入れる能力やコネの無い人」は何もできないでいるのです。

会社に、営業マンと技術者がいるように、SOHOの人材にも、「営業力が無いけれど、別の能力がたけている人」はたくさんいるのではないでしょうか。

■チームSOHOの位置付け

以降の話をわかりやすくするために、上記のSOHOの分類に名前をつけてみました。

『スペシャリストSOHO』
 「起業家」に相当。技術を持ち単独で仕事をする。
『チームSOHO』
 「会社員」に相当。チームの一員として仕事をする。
『アルバイトSOHO』
 「アルバイター」に相当。一時的に臨時の仕事をする。

私は、今の社会に必要なのは、『チームSOHO』を受け入れ、育てるしくみではないでしょうか。つまり、「能力のある人が、その能力を在宅で発揮できる」しくみです。「能力のある人」とは、結婚、出産、夫の転勤、老人介護などを理由に、ビジネスの第一線を離れなくてはならなかった人たち、特に女性たちです。

彼女たちは、プロ意識を持ち、責任感があり、そして男性と同等に仕事をしていたはずです。いや、もしかしたら、終身雇用制の大船に乗ってのんびり仕事をしている多くの男性よりも、有能かもしれません。彼女たちに適性のある仕事環境を与えることにより、彼女たちが感じている「社会からの疎外感」をとりはらうだけでなく、日本の社会全体を活性化させる原動力となりうるのではないでしょうか。

 
 
チームSOHOの効果
 
  
お話してきたように、「チームSOHO」というのは、私の造語です。また、実際には、すでに「ネットワーク上でチームを組んで仕事をしている」人はたくさんいます。しかし、それは、「仕事のいち形態」ではなく、便宜上そうやっているだけというケースが多いのではないでしょうか。

ここでは、「チームSOHO」が「仕事の形態」として社会に認められた場合、現状の問題や課題に対してどのような効果があるかを考えてみました。

■現状打破のストーリー

非常に楽観的ではありますが、女性SOHOの分類という概念が定着し、「チームSOHO」を受け入れる社会のしくみができた場合を仮定して見ましょう。

・パソコンを買えばお金が稼げるという女性は……

SOHOは通常の労働社会と同じであることを認識することにより、「簡単にお小遣い稼ぎができる方法ではない」という事が理解できる。ただし、「パートにでる」のと同じ感覚で、「在宅ワークをする」ことは可能である。データ入力などの単純作業が中心になる可能性が高く、賃金的にも多くは無いが、空いた時間で無理せずできるという点でのメリットは大きい。『アルバイトSOHO』という割り切った概念ができれば、仕事を与える側、受け取る側の行き違いも少なくなると思われる。

・在宅女性を手軽な労働力と見ていた企業は……

社会経験豊かな女性の能力を、最大限に活用することができる。正社員として育てるよりも、即戦力になりコスト的にも助かる。

・能力はあるが、仕事を見つけることができない女性は……

「営業力がないとSOHOはできない」と言われあきられていた女性が、経験や能力を生かした仕事を見つける道が開ける。「在宅だから」という理由で、不本意な仕事、不本意な賃金で働かなくてもよい。仕事の「形態」や「内容」は変わっても、社会でもまれた培った責任感や能力は、会社を退職したからといって決して無くなるものではない。

・女性の能力を把握しきれない仲介会社は……

登録女性の仕事の形態を分類することにより、発注企業へのアプローチにバリエーションを持たせることができる。また、新しい労働力の形成は、新しいビジネスへとつながって行く。

・以前から在宅で仕事をしているプロの人たちは……

『スペシャリストSOHO』として、SOHOブームで新規参入してきた女性とは一線を引くことにより、市場の混乱をおさめ、従来のスペシャリストとしての「価値」を取り戻すことができる。

 
 
チームSOHOの実践
 
  
しかし、世の中そんなに簡単なものではありません。

「チームSOHO」が、仕事の形態として社会で認められるには、その仕事形態の「実績」が証明され、その「ノウハウ」が公開され、そして賛同した多くの企業や団体が「実施」し、1つの大きな「流れ」となる必要があります。

これは大変なことです。一個人でできることではありません。しかし、大きな道も最初は誰かの第1歩から始まります。これを信じ、私が2年ほど前から実施していた仕事の形態を整備し、「チームSOHO」を実践する『Y's STAFF』という会社を作ることにしました。

 
 
チームSOHOの仕事の流れ
 
  
ここでは、「チームSOHO」を実践する『Y's STAFF』を例に、「チームSOHO」の体制と仕事の流れをご紹介します。

■チームSOHOの体制

『Y's STAFF』は、次のような体制で運営されています。

「マネージャー」(1人)
すべてのプロジェクトを把握し、総合的な運営を行います。
あらゆる決定権を持つとともに、クライアントに対する責任も負います。

「チーフ」(若干名)
プロジェクト進行の経験を積んだスタッフが、個々のプロジェクトのチーフを担当します。

「ネットワークスタッフ」(20名程度)
実際の仕事を行うメンバーです。

これを1ユニットと呼んでいます。なお、現在のY's STAFFは、田澤由利をマネージャーとする1ユニットのみで運営されています。

■仕事の流れ

(1)受注

都心在住あるいは、企業とのつながりが強い営業担当が営業を行いますが、最終的には、マネージャーがクライアントと直接交渉し、金額、納期などを決定して受注となります。実際に相手先に出向く場合もありますが、『Y's STAFF』の場合はほとんどネットワーク上、もしくは電話で行われます。(マネージャーが地方在住というのが理由です)

なお、仕事の金額の見積もりは、その仕事にかかる人数と期間を想定し、「工数」から算出します。「1人月」の金額は、一般的な下請け会社よりもかなり安いですが、個人で受ける場合に比べると高水準に設定しています。会社ほど経費がかからないが、個人レベルの仕事に比べて「品質が良い」「信頼性が高い」「納期を厳守する」などがその理由です。

(2)プロジェクトチームの結成

1つの仕事に対して、1つのプロジェクトチームを結成します。まず、マネージャーが仕事内容に応じてチーフを選定し、チーフとに参加メンバーの相談を行います。特に指定がない場合は、Y's STAFFメンバー用のメーリングリストで参加希望者を募集します。チームの人員は、仕事の内容にもよりますが、チーフを含めて3名から5名程度が理想と考えます。

なお、仕事の報酬については、参加依頼の時点でマネージャーが直接メンバーと相談します。(チーフの仕事は、進行管理で金銭的なところにはタッチしない。)賃金は、仕事の内容によって、「基準賃金制(時間給)」または「従量制(1仕事いくら)」で決定されます。

(3)プロジェクトの進行

プロジェクトチームが発足すると、すぐにネット上に会議室をオープンします。会議室の設置は、インターネット上でもOKですが、『Y's STAFF』では、独自のシステムを利用しています。セキュリティが高く、管理機能がある(誰がいつ読んだかが把握できる)のがその理由です。

まず、プロジェクトスタート時に、チーフから「仕事の内容」「担当」「報告方法」などが明示され、以降、すべてのやりとりが行われます。急を要して電話で処理したことも、必ず報告しなくてはいけません。プロジェクトの進行はチーフが管理しますが、マネージャーもすべての内容に目を通します。

新たな決定事項が必要になったり、クライアントへの問い合わせが必要になった場合は、基本的には、マネージャがクライアントと連絡をとり、その結果を報告します。


(4)プロジェクトの終了

クライアントへの納品が終了し、すべての作業が完了した時点で、チームは解散します。プロジェクトの経緯を記録したログはファイルとして保存し、プロジェクトを終了します。(交わされるメッセージ数は、プロジェクト内容にもよりますが、少ない場合でも数百、多い場合は、数千にもなります。)

プロジェクト終了後、各メンバーに「調整額」を含む最終報酬が連絡されます。「調整額」は、途中で仕事が増えたり、当初予想していたよりも「時間がかかった」という状況のときに、プラスされます。一方、「想定していたより時間がかからなかった」場合でも、仕事を途中で破棄しない限り、当初の金額は保証されます。

(5)支払い

月末、各メンバーは、その月の仕事明細を記入した請求書を発行し、翌月、個々の銀行口座に支払われます。

 
 
チームSOHOの特徴
 
  
『Y's STAFF』は、会社としてスタートしたばかりですが、「チームSOHO」の形態による仕事は、2年ほど前から実施しています。この経験を元に、そのメリット・デメリットをまとめてみました。

■チームSOHOの特徴

 仕事をプロジェクト単位で運営する 
 どんな小さな仕事でもチームで作業を行う 
 プロジェクトチームごとに、チーフが進行管理をする 
 マネージャーが全責任を持ち、管理する 
 すべての進行を通信ネットワーク上で行い、記録する 
 納品データはスタッフ全員で確認・チェックする 
 プロジェクトスタート時に報酬を決定する 
 メンバーは増やしすぎない(1マネージャに付き30人程度が最大) 
 通常の在宅ワークに比べて高額に受注/配分する 

■チームSOHOのメリット

 一人では不可能な大きな仕事も、協力しあってこなせる 
 すべてのやりとりが記録されるため、進行上のミスが少ない 
 複数の目が入るため、ケアレスミス、判断ミスが少ない 
 すべてネット上で行うため、設備維持や交通費などの経費が少ない 
 スタッフが孤独感や不安感を感じずに作業ができる 
 スタッフの急なトラブルにも、フォローしあえる 
 地方在住でもスタッフとして参加できる 
 経験/実力により、報酬が変わるためやりがいがある 

■チームSOHOのデメリット

 在宅が基本のため、仕事内容が限られる 
 小さな仕事もチームで作業するため、一人よりもコストがかかる 
 仕事が途切れる可能性があるので、定期収入希望者には向かない 
 すべてのやりとりを報告するため、二次的作業にも時間が取られる 
 マネージャー1人につき、最大30人程度のメンバーしか管理できない 
 人材がすべてのため、募集/選定に時間や経費がかかる 
 チームワークが崩れると仕事に影響する 
 報酬を事前に決めるため、実際の作業に見合わないことがある

 
 
チームSOHOの課題
 
  
以上が、私が実践し、そしてこれから、社会に向けて提案したい「チームSOHO」です。でも、まだ未熟な部分も多くあり、解決しなくてはいけない課題が多くあります。

ここでは、『Y's STAFF』の当面課題についてお話したいと思います。

■メンバーの適切な増強

現在、『Y's STAFF』のメンバーは、私自身を含めて、24名(98年12月現在)です。それぞれ海外および日本各地に在住しており、ほとんど実際に顔を会わせることはありません。

Y's STAFF発足当初は、私の昔の仕事仲間が中心でしたが、98年春頃からホームページ上でメンバーの募集をはじめました。積極的に宣伝をしていないにもかかわらず、多数の応募をいただき、現在に至っています。

現在のメンバーには、ライティングが得意な人、プログラミングが得意な人、グラフィック作成が得意な人、から、料理が得意な人、語学が得意な人、接客が得意な人など、さまざまな能力を持った方が集まっています。

しかし、現状に満足していてはいけません。1マネージャで30名程度が限界とみていますが、「チームSOHO」は人材がすべてです。厳しい目で、審査を実施し、適切な増強を実施していきたいと思っています。

《募集/審査方法》

 ホームページ上でのみ募集を行う 
 基本的な情報を送付してもらい、書類審査を実施する 
 書類選考通過者のみ、トライアル(試験)を実施する 
 トライアル通過者のみ、面接を行う
(こちらから、希望者の在住地近辺に出向くか、TV会議による面接を実施) 
 面接通過者をスタッフとして登録する 

《『チームSOHO』メンバーの条件》

 自分をアピールできる得意分野を持っている 
 新しい仕事にも積極的に挑戦する意思がある 
 社会での仕事の経験がある(PC関連業界である必要はない) 
 社会に参加したいという要望が強い 
 育児/介護など、外で働けない理由がある 
 PCやインターネットについて、最低限の知識を持っている 
 チームを組んで仕事ができる協調性がある 
 徹夜をしてでも仕事を優先する意思がある 

詳しい採用情報については、こちらをご覧ください。

■営業力の強化

『Y's STAFF』のメンバーを増強しても、仕事が少なくては意味がありません。より多くの仕事を得て、『Y's STAFF』のメンバーの力を最大限に生かし、社会に示していきたいと考えています。

しかし、『Y's STAFF』の営業方針として、「できる限り、仕事の発注会社と直接取引きをする」というのがあります。これは、複数の会社を仲介することによるマージンを最小限にとどめ、発注会社とY's STAFF共に効率の良い仕事をしたいからです。また、「仕事の実際の担当者」とマネージャーが直接話をすることで、より的確な仕事を行いたいと思っています。

《『チームSOHO』が得意とする仕事》

 Webページのメンテナンス 
 Webページの制作(CGI含む) 
 Webページの評価/チェック 
 メールマガジンの企画/編集 
 翻訳/リライト 
 ソフトウェアチェック 
 製品チェック 
 マニュアルチェック 
 書籍/Webページ/新製品の企画 
 マーケット調査 
 インターネット上のアンケート 
 プレゼンテーション資料の作成 
 統計資料の作成 
 データ入力/データチェック

 
 
さいごに
 
  
この2年間、このスタイルでどれぐらい仕事ができるかどうか、ということを自分自身で確かめてきました。その結果、仕事を発注する側も、チームSOHOを運営する側も、実際に仕事をするスタッフも、満足な結果を得ることができました。このため、「チームSOHO」という概念は、決して間違った方向ではないと信じています。しかし、一方で、私自身がコーディネイト可能な「チームSOHO」の、適正スタッフ数は20人前後、最大でも30人程度が限界であることも感じています。

つまり、私ひとりがどんなに頑張っても、それだけのSOHOの方のお手伝いしかできないのです。それでは、社会は変わりません。より多くの人が、より多くの会社が、「チームSOHO」という仕事のスタイルに賛同いただき、実践してもらえること、それがこのページを作った第一の目的です。

また、このページでは、「女性」の視点から「チームSOHO」をご提案しましたが、「チームSOHO」は、「女性のため」のものだけではありません。視点を変えることにより、「チームSOHO」は、「地域社会の振興」にも大きく貢献できると考えています。

今、都市集中型の労働体系が、通信ネットワークの普及、充実によって変わってきています。通信ネットワークを使えば、田舎で両親の面倒を見ながら、都心にある企業の仕事をこなすことも可能です。

さらに、企業も、「チームSOHO」というワークスタイルに着目することにより、家庭の事情で退職していく有能な社員を手放さずに、その能力を有効に活用できるのではないでしょうか。大企業に、「通勤本部」「SOHO本部」といった、ワークスタイルによる大分類ができ、それぞれの下に「総務部」「企画部」「営業部」「技術部」などの仕事内容による部門を設置する、社員は生活スタイルに応じて本部を選ぶことができる……そんな社会が、それほど遠くない未来に実現されるかもしれません。

98年10月。『Y's STAFF』は、会社として新しいスタートを切りました。まだまだこれからですが、できる限り頑張っていくつもりです。暖かく見守っていただければ幸いです。

なお、田澤由利個人としては、「チームSOHO」に関する講演や講習、記事・書籍の執筆などの活動も積極的に行いたいと思います。もし、ご希望がございましたら、田澤由利までご連絡いただければと思います。

長い文章をお読みいただき、ありがとうございました。


 
 (About田澤由利)
 
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