「知床・しゃり発」たかはし宏治net・・・発信 知床・しゃり・DIARY
2009
02/14
(土)

■知床ユネスコ協会 設立総会 〜総会員数234名で設立〜

■初代知床ユネスコ協会会長に鈴木真吾氏が就任・挨拶する。 ■日本ユネスコ協会連盟組織部長・寺尾明人氏から世界自然遺産登録の本証が手渡される。 ■本日設立総会のパーテーへ参加した皆さんです。
■初代知床ユネスコ協会会長に鈴木真吾氏が就任・挨拶する。
■日本ユネスコ協会連盟組織部長・寺尾明人氏から世界自然遺産登録の本証が手渡される。
■本日設立総会のパーテーへ参加した皆さんです。

■知床が世界自然遺産に登録された2005年7月から地元にユネスコ協会が無いことで設立の準備が囁かれていた、本日関係者の熱意が実り斜里町・羅臼町両町に普通会員204名・学生会員1名・団体会員29(団体)・合計234会員により「知床ユネスコ協会」が正式に設立の運びとなりました。(私もチャーターメンバーとして参加いたしました。)北海道ユネスコ協会連盟への加入は6年振り19番目の登録です。

★「2009年2月現在、日本ユネスコ協会連盟には271協会が加盟しており、知床ユネスコ協会は272番目の協会として加入しました。」また、仙台市から始まった日本のユネスコの運動ですが、ユネスコへの加盟は1981年7月2日60番目となっています。

◎ユネスコを理解するために・・2点を掲載します・・

☆ユネスコの主意・憲章前文から
*「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。」「政府の政治的及び経済的取極のみに基づく平和は、世界の諸人民の、一致した、しかも永続する誠実な支持を確保出来る平和ではない。よって、平和は、失われないためには、人類の知的及び精神的連帯の上に築かなければならない。」

☆ユネスコの推進する重点的目標
□万人のための基礎教育
〜識字率の向上や義務教育普及のための活動
□文化の多様性の保護及び文明間の対話の促進
〜世界遺産の登録と保護
〜歴史的記録遺産や保全する世界の記憶事業の実施
〜極度の貧困の半減等

□■知床ユネスコ協会の発足に思う。

知床ユネスコ協会の会員となった日はバレンタインデーの2月14日です。
この日斜里町「ゆめホール知床・第2会議室」に於いて設立総会が開催され認知されました、ご存じの様にユネスコはフランス・パリにその事務所があり現在日本の松浦晃一郎氏が事務局長を務めている
http://www.unesco.jp/contents/about/message.html
日本がユネスコの最大のスポンサーであることも参加クラブ会員の多さで理解出来る事ですが、1945年12月に創設され国際連合の良心と言われ、世界の平和を心から願う組織の存在を改めて見つめ直す機会をえました、特に「知床ユネスコ協会」設立総会で会長に就任された「鈴木眞吾氏」のスピーチは素晴らしいものでしたのでお許しを得て全文掲載いたします。

  「知床ユネスコ協会」         会長 鈴木 眞吾氏就任の挨拶全文

  本日は知床ユネスコ協会会員の皆様には大変な悪天候の中を、ご出席いただき、誠に、ありがとうございました。
 また、このたび、お招きいたしました北海道ユネスコ連絡協議会会長 山田家正様をはじめ、ご来賓の方々のご臨席のもとに、記念すべき知床ユネスコ協会第一回総会を挙行出来ますことに、心より感謝申し上げます。

 私は、只今の設立総会において、会長に選任された鈴木でございます。
知床ユネスコ協会の高邁な理想を前にする時、また改めて、責任の重さを痛感するところでありますが、本協会の使命を全うすべく、努めて参ります所存ですので、何卒、皆様のご協力の程、よろしくお願い申しあげます。

 実は、昨年10月、教育委員の学校訪問で、町内の或る僻地校を訪ねたことがありました。
丁度、6年生の国語の時間で、子供たちが次々に音読する教科書の言葉を聞いて、大きな衝撃をうけました。
 立花 隆が教科書のために書き下ろした「人類よ!宇宙人になれ!」という文章でした。

「生命維持装置なしに、人間が宇宙空間にほうり出されたなら、すぐに死んでしまう。
 人間が、この宇宙環境で今日まで生きてこられたのは、地球という巨大な宇宙船が、地球環境という生命維持装置を提供してくれたからである」こと

「これまでのところ、この宇宙船はたいした故障なしにやってきたが、それは奇跡的な、偶然にささえられてのことであり、これからも、それが続く保証はない。

 もし故障が起きたら、どうなるのか。人類はほろびるだけである」だから「我々は、この地球という宇宙船について、もつと知る必要がある。

 そして、この宇宙船が、故障しないように管理していく必要があるし、万一故障した場合に備えて、それを修理する能力を身につける必要がある」ことなどについて先生のアドバイスを受けながら、熱心な議論が、子供達に展開していました。

 私たちは、今や、心の軸足を
「人間だけの利益や利便のための自然」というところから、「生きとし生けるものの、かけがいのない、共通の、いのちのすみかとしての自然」というところへと、移さなければならない時にきていると思います。

 そしてまた、一つの地域や自国の自然環境を守ることに、とどまることなく、広く世界の人たちと手を結んで、活動しなければならない時代になったのだと思います。

 私たちは、すこしでも、その責任を果たしたいという思いから、知床ユネスコ協会を設立しましたが、この活動は、世代を越えて続けていかなければなりません。

 今後、ここ知床の地から、ユネスコ精神実現のための、小さいが、しかし、確かな歩みが始まることを、心から願って止みません。

 本日は、このあとの「スライドと講演」で日本ユネスコ協会連盟組織部長・寺尾明人様から、多くの示唆に富んだ映像やお話をお伝えいただけるものと楽しみにしています。

 おわりに、ご参会の皆様のご健勝を祈念し、挨拶とさせていただきます。

◎私が知床ユネスコ協会に入会しようと自ら願った原点は知床の赤ひげ先生として紹介した狩野 力医師の言葉があったからです。

狩野医師紹介のHP
http://www.5012.jp/takahashi/diary/list.cgi?S_Y=06&S_M=10&S_D=18

日本ユネスコ協会ユネスコ協会連盟HP
http://www.unesco.jp/
ユネスコ
http://portal.unesco.org/en/ev.php-URL_ID=29008&URL_DO=DO_TOPIC&URL_SECTION=201.html